覚えておきたい知識やスキル

androidアプリにはビジネスツールやゲームアプリなど、数多くの種類が存在します。androidアプリは、Googleが提供するGoogle Playを通じて配信されているため、Googleの定める基準に合致していなければいけません。androidアプリの開発に必要なのが、IDEと呼ばれる環境です。IDEとはIntegrated Development Environmentの頭文字が取られたもので、総合開発環境とも呼ばれます。近年では、ノーコードを利用してandroidアプリを開発する方法も人気が高いです。ノーコードの利点は、プログラミングに必要なソースコードを記述する必要がないため、プログラミングの知識がない人でもアプリを開発できることでしょう。
ノーコードでのアプリ開発について触れましたが、主流はプログラムを組む方法です。プログラミングに関するスキルを身につけることで、より高度なアプリ開発が可能になります。androidアプリの開発に必要なプログラミング言語の一つが、Javaです。Javaによるアプリ開発のメリットは、応用できる範囲が広いことでしょう。一方、Javaを利用するデメリットは動作速度の遅さです。動作速度が重いことから、アプリの内容によってはJavaが適さないこともあり、使用するかどうかの判断が必要となります。Javaと同様に広く活用されているのが、Kotlinです。KotlinはJavaをベースに開発されたプログラミング言語で、動作速度が早く、生産性の高いプログラミング言語でもあります。androidアプリを開発する際には、両方の知識とスキルを身につけることが大切です。